三日間のコンポジションアカデミー

2019年9月2日~4日に「三日間のコンポジションアカデミー」と題し、若手作曲家育成を目的とした講習会を開講します。
レクチャー、ワークショップ、グループディスカッション、コンサートなど、一緒に対話しながら作曲を学ぶ三日間。ぜひこの機会にご参加ください。


【日程】 2019年9月2日(月)~4日(水)
【会場】下北沢ハーフ・ムーン・ホール (1日目)都内会議室 (2・3日目)

【内容】コンサート、ゲスト講師によるレクチャー、受講生による自作プレゼンテーションを含むグループディスカッション、作曲エクササイズ、レッスン

【募集対象】音大生、大学院生、修了生など。一般の方の聴講も可能です。

【講師】
森下周子 (作曲家。ㇵダースフィールド音楽大学博士課程修了)
渡辺裕紀子 (作曲家。ケルン音楽大学国家演奏家資格取得、ケルン在住)

【料金】
《受講》10,000円 (定員12名、事前申込のみ。コンサートを含めた全日程)
《聴講》2,000円/日
※アカデミー受講、聴講申込みはページ下のフォームよりお願い致します。
【助成】
特定非営利活動法人イエロー・エンジェル

【スケジュール】
9月2日(月) 会場:下北沢ハーフ・ムーン・ホール

17時~18時30分 中堅女性作曲家サミット
19時30分~ コンサート「身体性の先を見る」
《前売り》3,000円《当日》4,000円 (アカデミー受講生は代金に含まれます)
※お申込みはページ下のフォームよりお願い致します。

***

9月3日(火) 会場:都内会議室
10時半~12時 ゲストレクチャー「自作を語る」稲森安太己(作曲家)
13時~18時 グループディスカッション

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9月4日(水) 会場:都内会議室
10時~12時 作曲エクササイズ
13時~18時 グループディスカッション

【アカデミー概要】

本企画は、オルタナティブな学びの場として、小さな創造の種を一緒に育てていく場として、更には社会における音楽的多様性とその実現を見据えて、三つの柱

教育プログラム
中堅女性作曲家
海外最新作紹介コンサート

をキーワードに構成されています。 

レクチャー、レッスンでは海外で活躍する作曲家講師が「海外現代音楽シーンの今」を語り、そして受講生と共に未来について考え、実際に創作していく過程を学ぶワークショップも予定されています。

昨年開催し、大きな反響を得た「中堅女性作曲家サミット」に加え、メインイベントとなるコンサート「身体性の先を見る」では、イギリスで現在活躍している作曲家、森下周子さんの生レクチャーと共に、英国の最前線で活動する作曲家、アーロン・キャシディ、リザ・リムを軸に「身体を越えていく音楽とその可能性」をテーマにお届けします。 本企画の開催により、社会的多様性とは何か、作曲家と聴衆が共にクリエイティブに思考し、そして創造していく場になれば、と願っています。(助成:イエローエンジェル)


 【講師プロフィール】

 渡辺裕紀子(作曲)

桐朋学園大学修了後、渡欧。野村国際文化財団、ローム ミュージック ファンデーション、DAADより奨学金を得て、グラーツ音楽大学、ケルン音楽大学にて学ぶ。2013年文化庁新進芸術家海外研修員。オーストリア放送協会若手作曲賞、第26回芥川作曲賞受賞。作曲を原田敬子、間宮芳生、ベアート・フラー、ヨハネス・シェルホルン各氏に師事。アンサンブル・モデルン奨学生として研修後、シェッピンゲン芸術村にて招待作曲家として活動、現在ドイツ、ケルン在住。 

森下周子(作曲)

東京芸大修士卒、英国ハダースフィールド大学修士・博士卒。土田英介、リザ・リム、アアロン・キャシディ、スティーブ・タカスギに師事。ハダースフィールド国際音楽祭など世界各地から委嘱を受けるほか、これまでにHCF/MNCレーベルとEnrouレコードより4作品をリリース。2019年はルクセンブルグRainy Days音楽祭委嘱によるMivos Quartet作品ほか、Eunoia Quintet委嘱によるミュージックシアター、またSarah Saviet委嘱ソロ作品の新たなCDリリースも準備中。2011年よりベルリン在住。

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